興毅世界戦にTBS抗議殺到5万件!「亀田の勝ちはおかしい」
2013年11月27日
1回、ランダエタにダウンを喫した亀田興毅。世界タイトル奪取に赤信号、と思われたが…
【2006年8月4日付デイリースポーツ紙面より】
“疑惑の判定”で列島騒然―。ニューヒーローが誕生したとは思えない“亀田バッシング”に拍車がかかった。亀田興毅(19)の世界戦を中継したTBSに対し、前夜の試合から3日夜までに、全国の視聴者から合計5万件以上の抗議の電話やメールが殺到したことが分かった。同局が明かしたもので、半数以上は不可解な判定の結果に対する抗議だったという。世間の反応は予想以上に厳しく、今後も興毅への逆風が強まりそうだ。
亀田人気は社会現象となっているが、不可解な判定は本人にとって、むしろマイナスに作用した。TBSには、番組中から終了後にかけて、3万3500件以上の電話が殺到、電話がつながらない状態がしばらく続いた。電話交換業務終了後から3日午後にかけても約1万6800件の電話があり、メールも4600件以上寄せられた。
TBSによると、電話の内容は「判定がおかしい」など判定結果をめぐる抗議や、番組開始から約1時間半後に試合が始まったことに対し、「いつ始まるのか」といった苦情だったという。
国内の統括団体である日本ボクシングコミッション(JBC)にもこの日朝から判定に対する抗議の電話が鳴りやまなかった。内容は「判定はおかしい」「ジャッジに何か渡しているのではないか」と強い調子のものがほとんどだったという。応対したJBC職員は「試合の裁定に関してまったく関与していないので…」と困惑顔だった。
専門家からは疑問の声が相次いだ。元世界フライ級王者の花形進氏は「負けたかなと思った」。元世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏は「右ジャブを打たないスタイルでは今後壁にぶつかるのでは。動く相手にどう対処するかも見てみたい」と指摘。
一夜明けて再び強気な言動を貫く亀田に対し、漫画家やくみつるさんは「ホームアドバンテージで勝ったのだから、試合後は少し口をつぐんでいろと言いたい」と苦言を呈したが、プロデビュー以来、テレビ局との「タイアップ」で演出されてきたヒーローが急に方向転換することは難しい。今後も亀田の競技生活はビジネスとしての側面から離れられそうにない。今回の“判定事件”で急増したアンチ亀田派の反発を宿命として背負っていくことになりそうだ。
ファイトニュース
- マイティ井上さんが死去 75歳 国際プロレスで活躍 「和製マットの魔術師」「和製ハイ・フライヤーズ」(11月28日)
- 関学出のイケメンサラリーマンボクサー・宮川竜成が3150×LUSHBOMUと契約 亀田興毅氏「強くなれば絶対人気出る」(11月28日)
- BD人気選手が衝撃の告白「表には出してないけど」 娘は国立大の医学部、息子はサッカー選手目指しマドリード留学 本人はSASUKEで地上波出演へ(11月27日)
- 日本ヘビー級王者・但馬ミツロが12・21静岡で再起戦 パーソナルフィジカルトレも開始「最初は赤ちゃんレベル」(11月27日)
- 「腕折んぞ、料理人できへんようにしてやろうか」BD因縁の悪童対決 引退のこめおがいきなりビンタで騒然 出禁解除のレオはブチ切れ(11月27日)
- RIZINで激突するライアン・ガルシアと安保瑠輝也が屋外会見 ガルシア「ボクシングを教えてやる」 安保「ボクシングでも勝てる」(11月27日)
- ネクストモンスター育成・発掘へ 第1回井上尚弥杯ジュニア・チャンピオンズリーグ国際親善大会開催決定(11月26日)
- 来月ONEで競演の野杁正明とKANAが公開スパー KANA「2人でKOで勝てれば最高」小学校からの間柄(11月26日)
- 無敵王者にも意外な弱点?!「モンスターでも怖いものあるんですね」と驚きの声も 試合1カ月の1回目のドーピング検査を井上尚弥が報告(11月26日)
- タイソン19年ぶり復帰戦八百長疑惑をプロモーター否定「勝利を目標にベスト尽くした」 人気ユーチューバーに判定負け(11月26日)
- 海人、12・26グラウンド・ゼロでONE勝ち越しの強豪と激突「正直苦手なタイプ」も「これに苦戦してるようじゃ」(11月25日)
- 東京ドーム・北原CEO、壮大な構想を披露「東京ドームで格闘技の祭典の実現ができたらいい」(11月25日)
- ボクシング レネ・カリストがIBFスーパーフライ級世界王座決定戦へ(11月25日)
- 元K-1世界王者アラゾフ「K-1へ戻ることも視野に入っている」 12・14代々木にチームの監督で登場(11月25日)
- 猪木祭でアリスターと対戦した橋本友彦が肝臓がん手術を公表 47歳 藤田和之と「もう一度シングルを」12・29復帰目指す(11月25日)
- 安保瑠輝也の弟がついにBD登場「強さをみせにきた」 瓜田純士「結構人生失敗気味に…」家賃滞納、ドタキャンなど問題行動も改心の参戦(11月25日)
- ディアマンテジム期待の高倉日向がデビュー2連勝 初の判定決着に「気持ちが焦ってしまった」(11月25日)
- ボクシング2団体統一世界王者の松田、ドイツで3団体統一に失敗し無冠に「本気で勝つ気で来たので非常に悔しい」(11月24日)
- 那須川天心の弟・龍心が新チャンプに 「自分で自分を褒めたい」歓喜の涙(11月24日)
- 拳王がDDT後楽園大会に出現、12・28両国で青木真也と激突 ディーノはオーカーンと一騎打ち決定(11月24日)
- 那須川龍心が1回KOで初戴冠「自分で自分を褒めたい」 会見には天心が乱入「今のキックボクシング界に一言」(11月23日)
- ディアマンテジム期待の高倉日向 プロ2戦目へ計量クリア「タイトルに少しでも近づきたい」(11月23日)
- 元日に中邑真輔と一騎打ちの佐々木憂流迦が胸中を告白「キーは心の解放だと思う。葛藤が抜けた先はたぎるんじゃないか」(11月23日)
- ドイツ遠征のIBF王者・山中、挑戦者が脱水症状で棄権し試合中止… 3団体統一戦に臨む松田とルプレヒトは計量パス(11月23日)
- SKE48・荒井優希、V6防衛で王者での越年が決定「1年以上持ってたら最強だと思う」 ねくじぇね優勝は風城ハル(11月23日)