「ボクシング・ＷＢＯ世界ウエルター級タイトルマッチ」（７日、ラスベガス）

　ＷＢＯ世界ウエルター級タイトル戦が７日（日本時間８日）、米ネバダ州ラスベガスのトーマス＆マックセンターで開催され、王者ティモシー・ブラッドリー（米国）が９回に挑戦者ブランドン・リオス（米国）からボディブローで２度のダウンを奪い、この回２分４９秒でＴＫＯ勝ちを収めた。

　初防衛を果たした２階級制覇王者はこれで３３勝（１３ＫＯ）１敗１分。「良いパンチを良いタイミングで打てた」と笑顔を見せたブラッドリーには、過去１勝１敗の６階級制覇王者マニー・パッキャオ（フィリピン）との３度目の対戦の噂もある。

　３３勝（２４ＫＯ）３敗１分となった元ＷＢＡ世界ライト級王者のリオスは試合後に引退を発表している。