ギプスをしてでも得点できた…柳沢酷評
「ドイツW杯・F組、日本0-0クロアチア」(18日、ニュルンベルク)
日本代表は18日、ニュルンベルクのフランケン競技場でクロアチアと対戦し、0-0で引き分けた。決勝トーナメント進出には、1次リーグ最終戦、22日のブラジル戦に勝つことが絶対条件となるが、それでもジーコ監督(53)は「勝つしかない」と宣言した。またF組のもう1試合は、ブラジルがオーストラリアを2-0で下し、勝ち点6として16強進出を決めた。
クロアチアと引き分けた日本の攻撃陣に対し、19日付のドイツ紙は辛口の評価を下した。
大衆紙ビルトは後半にFW柳沢が決定機を逃した場面について「元ドイツ監督のフェラー氏なら、ギプスをしてでも得点できた」との元西ドイツ代表リトバルスキー氏のコメントを紹介した。一方でPKを防ぐなど好守が目立ったGK川口には「何度も止めた英雄」と絶賛した。1が最も良いとされる6段階評価での選手評価では川口の「2」が最高で高原、加地、福西が「5」だった。