関塚J、OA吉田&徳永が守備の要だ
ロンドン五輪に臨むサッカー男子の日本代表は8日、メンバー18人が発表されてから初の合宿を都内で開始し、オーバーエージ(OA)枠の吉田、徳永の両DFらが手を使ったパスゲームや、狭いエリアでのボール回しなどで約1時間半、汗を流した。
8月に24歳になる吉田は、練習中から周囲に積極的に声を掛けた。守備の要として「ボランチ(守備的MF)との連係は大事になる。伝えるところはしっかりと伝えて、周りを動かせるようにしたい」と自覚十分。28歳の徳永は左サイドバックでプレー。「(周りは)若いし、楽しくやっている。自分は年を取ったと感じる」と笑わせた。
「いよいよスタートという気持ち」と気持ちを高ぶらせた関塚監督は、11日のニュージーランド戦では右膝の負傷から回復途上の吉田を起用しないと明言した。