G大阪、柏に完敗…責任問題浮上も
「ナビスコ杯、G大阪1-3柏」(25日、万博)
ホームアンドアウェー方式で行われ、リーグ戦でJ2降格圏内の17位に沈むG大阪は、柏に1‐3で敗れた。次回8月8日、柏でのアウェー戦に準決勝進出をかける。2連覇を狙う鹿島はC大阪を2‐1で下して先勝。J1で現在2位の仙台とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場したFC東京は2‐2で引き分けた。名古屋は清水に1‐0で勝った。第2戦は8月8日に行われる。
リーグ戦でJ2降格圏内の17位に沈むG大阪が、柏に1‐3敗戦。公式戦4連敗となり、試合後、金森社長が「2人が話をしている」と、松波監督と梶居強化本部長が競技場内で会談したことを明かした。
セホーン前監督が開幕から公式戦5連敗で解任され再建を託された青年監督だが、結果が伴わない。この日は3バックの新システムを採用し、チームに復帰したFWレアンドロを後半途中から投入するなど打開を図ったが、奏功せず。DF今野は「みんな、昔はサッカーボールが好きで、パスをよこせ!よこせ!と言っていたはず。個々が何とかしてやろうという意識を持てば、いいサッカーができる」と、チーム全員の意識改革を促した。次節は西野前監督率いる神戸が相手。公式戦5連敗となれば、再び責任問題が浮上しかねない。