本田、一夜明けても腹の虫収まらず…
日本代表として臨んだ、ベネズエラとの国際親善試合に1‐1で引き分けてから一夜明けた16日、香川は英国へ出発。MF本田圭佑(26)=CSKAモスクワ=も出国したが、試合後と同じく不機嫌だった。
一夜明けても、本田の腹の虫は収まらなかった。ベネズエラ戦の後半途中から、ザッケローニ体制で初めて1トップとしてプレー。そのことについて問われると「きのうの試合のことは、あまりしゃべりたくないんだよね」と、複雑な表情を見せた。
格下相手に引き分け。自身もノーゴールに終わり、試合後はテレビ以外に口を開くことはなかった。試合直前は貝になるが、終われば封印を解く。それが普段の本田スタイルだが、今回ばかりは別だった。
奇抜な新ヘアスタイルについても真意を語らなかった。「どういった気持ちがこめられているのか」という質問に対して、少し間を置いてから「気持ちがこもっていたとしても、答える義務はないですね」とピシャリ。不機嫌な金狼は、ついにその胸中を明かさなかった。