丸山、流出危機…残留交渉で態度保留

 サッカー女子のなでしこリーグ、大阪高槻に所属する日本代表FW丸山桂里奈(29)が、同クラブとの来季残留交渉で態度を保留していることが24日、明らかになった。

 ロンドン五輪後、横山代表取締役社長が非公式ながら数度、丸山と交渉。来季の残留を要請しているが、本人は態度を明らかにしていない。同社長は「丸山選手には、絶対に残って欲しいとお伝えしている。サッカーはもちろん、彼女の地域貢献は素晴らしい。まだ返事はいただいていないが、来季もなくてはならない戦力。今後も残ってくれるようにお願いしていく」と話した。

 高槻はリーグで10チーム中、9位と低迷。規定では、最下位は2部相当のチャレンジリーグに自動降格し、9位なら入れ替え戦に回る。高槻が残留を果たせなければ、日本代表入りに強い意欲を示している丸山が、なでしこリーグでのプレーにこだわる可能性も否定できない。

 丸山は前節の新潟戦で今季初ゴール。昨オフ手術した右膝は完治には至らないが、全盛期の輝きを取り戻しつつある。「絶対に降格させない」と、“高槻愛”を宣言する丸山の去就に注目が集まる。

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