神戸・田代、右太もも肉離れ次節欠場へ
J1神戸のFW田代有三(30)が、右太もも裏の肉離れで全治2週間と診断され、次節のC大阪戦(29日・ホームズ)を欠場することが決定的となった。田代は仙台戦(22日)で1得点を挙げながら、同箇所を痛めて前半に途中交代していた。
リーグ3連敗で“ケツ”に火がつきかけている神戸に、さらなる試練が立ちはだかった。「軽い肉離れのようだ。長くて2週間かかる。2試合は欠場の可能性がある」。西野監督は苦虫をかみつぶすように“ハイタワー”の状況を説明。C大阪戦だけでなく、新潟戦(10月6日・東北電ス)の出場回避も視野に入れた。
指揮官は「筋肉系の負傷なので」と復帰に慎重だが、田代自身は「1週間で治して、新潟戦には出たいですね。来週からは練習ができるようにしたい」。新潟戦後、リーグは2週間の間隔があくだけに、強行出場の覚悟を決めている。
仙台戦で左太ももを打撲し、田代と同じく負傷交代したDF伊野波は「打撲なので大丈夫」と軽症を強調。いち早く下位から脱出するためにも、田代の早期回復に期待がかかる。