浦和ロスタイム被弾で優勝絶望的に
「なでしこリーグ、浦和3-4新潟」(7日、浦和駒場)
新潟のMF上尾野辺めぐみ(26)が後半ロスタイムに決勝ゴールをたたき込み、浦和に4‐3で競り勝った。敗れた浦和は勝ち点22のままで、残り5試合に全勝しても首位・INAC神戸の勝ち点、37止まりで得失点差も37つけられていることから、リーグ優勝は絶望的になった。
ヤングなでしこの主将、浦和MF藤田が勝利の女神に見放された。3‐3で迎えた終盤にゴール前でフリーとなったが、ボレーシュートはクロスバーに当たった。直後に決勝ゴールを許し「自分が決めていれば、勝利の可能性が高かった。申し訳ない」と涙。同世代のMF猶本は「プレスに来る相手をチームとしてどう崩すか、という引き出しを持たないと」と反省しきりだった。