クラシコ白熱メッシ、Cロナともに2発
「スペインリーグ、バルセロナ2‐2レアル・マドリード」(7日、バルセロナ)
伝統の“クラシコ”はアルゼンチン代表FWメッシ(バルセロナ)、ポルトガル代表FWクリスチアノ・ロナウド(レアル・マドリード)がともに2ゴールを取り合い2‐2で引き分けた。
同点弾、そして一時は勝ち越しとなる2ゴールを挙げたメッシは「勝てたら良かったけどリーガはまだ先が長いし、どういう結果であろうと決定的なものにはならない。(敗れて)勝ち点差が5になる可能性もあった。勝ち点差8をキープしたことを喜ばないと。だってレアル・マドリードも偉大なチームなんだから」とコメント。複数のスペイン紙によると、自身はスペイン2強が対戦するクラシコの通算得点で元レアル選手のディ・ステファノにあと1点と迫ったが「偉大な人の記録に近付いていることは素敵なことだけど、僕の個人記録よりも大事なことがある」とした。
一方のC・ロナウドは試合中にチャレンジしたオーバーヘッドシュートで着地時に左肩を打撲。今後精密検査などを行う。
またレアルのモウリーニョ監督は試合の主役を務めた2選手について「2人のうちどっちが世界最高の選手なのかっていう議論は止めるべきなのかもしれない。“別の惑星”から来た選手たち。バロンドールは私の選手に勝ってほしいが、2人ともとても良い選手」と賞賛を惜しまなかった。