佐々木監督、親善試合「強豪とやりたい」

 「なでしこL、浦和2-3INAC神戸」(4日、浦和駒場)

 1日に続投会見した佐々木監督が、13年に行う試合の相手を強豪国に絞る考えを示した。視察後、「国際親善試合は強豪とやりたい。世界大会がない分、チームづくりができる」と話した。女子サッカー界で強豪といえばFIFAランク1位の米国、2位のドイツや、ブラジルやフランスが挙げられる。

 この日は、午後0時30分の試合開始時刻を、午後1時と勘違いし、キックオフに2分ほど遅刻した。「初仕事なのに」と苦笑いだったが、代表の強化プランについては顔を引き締めた。世代別代表やなでしこジャパン候補生を含めた大規模合宿開催に「企画としてはいい」と前向きで、緩やかな世代交代も視野に入れている。

 ロンドン五輪銀メンバーのINAC神戸・MF川澄は「世代交代もあると思うので、アピールするところはしたい」と代表残留に意欲を見せた。MF沢は「別に何もありません。(次回W杯は)まだ考えられません」と控えめだった。

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