G大阪逆転残留へ代表招集効果に期待
J2降格圏の16位から逆転残留を目指すJ1・G大阪は6日、大阪・吹田市内で7日の柏戦(柏)に向け調整を行った。残り4戦で残留圏15位の大宮との勝ち点差は3。代表にMF遠藤、DF今野を送り込むチームにとって14日のW杯アジア最終予選のオマーン戦は大きな障害となるが、松波監督は逆転の発想で残り試合の奮起を誓った。
2人の肉体的、精神的な疲労度を考えれば大きなマイナス要素となる中東遠征。しかし、松波監督は「中東に行って精神的にきつい部分もあるけど、得るものも多い」と代表効果を期待する。残留に向け、オマーン戦後の清水戦(17日)が大きなヤマ場になるが、遠藤は「いつも通りやるだけ」と平常心を強調した。百戦錬磨の遠藤&今野が代表魂をチームに還元する。