Ｊ１浦和に戦力外通告を受けた元日本代表のＦＷ田中達也（２９）が２０日、Ｊ２やＪＦＬでも現役を続ける希望があると明かした。さいたま市内での練習後、「（Ｊ２やＪＦＬでも）まったく関係ないです。チャンスをもらえるチームがあるなら、そこで骨を埋めるつもりで頑張る」と語った。

　今月初旬にクラブから通告を受けたといい、「少し受け止められない部分もありましたけど、いろんな人と話をさせていただいて、やっと（今は）前を向けていると思います」とした。クラブから退団セレモニーの開催を打診されたが、「まだ現役でやりたいので」と拒否し、サポーターにはあいさつで感謝の気持ちを表す意向だ。浦和と田中は、２０日時点で他クラブからのオファーは「まだない」としている。