鹿島、残留決定に安堵の表情

 「J1、名古屋1‐2鹿島」(24日、豊田)

 今季のナビスコ・カップ優勝など、Jリーグ最多の国内タイトル16個を誇る鹿島が、残り1試合でようやく残留を決めた。体調不良のFW興梠に代わるドゥトラが2得点。前半7分にゴール前でボールを奪って蹴りこみ、同35分にも再びこぼれ球を押し込んだ。

 相手のミスにつけ込む試合巧者ぶりを発揮し、しぶとく勝ち点3を挙げて勝ち点を43に伸ばした。DF岩政は「喜びより、ほっとしたという感じが強い」と安どの笑みを浮かべた。

 ジョルジーニョ監督も「J20年で最多タイトルホルダーがJ2に落ちるのはあってはいけないこと、と試合前に話した。団結してくれた結果」と解放されたような表情だった。

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