来季Ｊ２に降格する神戸の元日本代表ＭＦ橋本英郎（３３）が７日、来季も残留することを明言した。神戸市内で契約更改交渉を終えた橋本は「残りますよ」と、すっきりとした表情で語った。

　橋本は今季、１４年にわたりプレーしたＧ大阪から神戸に完全移籍。Ｊリーグ開幕戦では、古巣・Ｇ大阪を相手にゴールを決めた。８月２５日の第２３節・鳥栖戦では史上５８人目となるＪ１通算３００試合出場を果たした。

　だが、左足ふくらはぎを痛めるなど２４試合出場に終わった不本意なシーズンに「他チームから来て、結果が出せず責任を感じている」と振り返った。来季は自身初のＪ２でのプレーとなるが「個人的には楽しみ」と前向き。プロ１６年目を迎える知性派ＭＦが神戸をＪ１昇格へ導く。