なでしこ丸山が大阪高槻に残留表明
「サッカー・皇后杯3回戦、AS狭山2‐1大阪高槻」(9日、丸亀陸上競技場)
なでしこリーグ8位の大阪高槻は、来季から2部リーグに相当するチャレンジリーグ降格が決まっているAS狭山に1‐2で逆転負けし、3回戦で姿を消した。浦和は、今年のアジアサッカー連盟(AFC)女子最優秀ユース選手に選ばれたMF柴田華絵(20)の先制点などで仙台を2‐0で下した。岡山湯郷は、日本代表代表MF宮間あや(27)の2得点1アシストの活躍などで、ノジマステラ神奈川に9‐0と大勝。千葉は4‐0で福岡ANに勝った。
あっけない幕切れだった。大阪高槻が逆転負けを喫し、日本代表FW丸山桂里奈(29)の今季が終わった。
前半30分、U‐20W杯3位に貢献したFW浜田のボレーで先制したが、その後は何度かあった決定機を決めきれない。前半44分と後半2分に相次いで失点すると、反撃する力は残っていなかった。1トップで先発出場したが前線で孤立する場面が目立ち、シュート0本に終わった丸山は「決めるところを決められなかったのが大きい」と悔しそうに振り返った。
注目される去就については現在契約交渉中だが、本並監督が異例の3年契約で続投を決めたことを受け「来年もやります。本並さんが契約を更新してくれたのが大きい」と残留を明言した。