【一問一答】朴康造、目標はSG出場
Jリーグ神戸のMF朴康造=パク・カンジョ=(32)が今季限りで現役を引退し、ボートレーサーに転向することが27日、分かった。養成所である「やまと学校」(福岡県柳川市・植木通彦校長)の第114期生に合格。来年4月から入学する。14年3月に卒業予定で、同年5月の尼崎ボートレース場でのデビューを目指す。クラブから来季の条件提示があったものの固辞。契約が満了する来年1月31日をもってピッチに別れを告げる。
‐ボートレースとの関わりは。
「実家が尼崎にあって、幼いころおじいちゃんに何度かレース場に連れて行ってもらっていた。ボートレーサーになれと言われていました」
‐今後サッカーは。
「来年1月31日で契約満了となるので引退という形です」
‐大きな決断だったのでは。
「サッカー選手としてのオファーがまだある中での決断だったが、決めた以上はやり抜きたいです」
‐新人ということになるが。
「32歳という年齢で、合格させていただいたボートレース業界の方にも感謝しています」
‐寮生活については。
「絶対苦しむことは分かり切っている。でも114期生という仲間ができるので、楽しみながら苦しみたい」
‐尊敬するレーサーは。
「金子龍介選手。兵庫県のトップレーサーだし憧れです」
‐目標は。
「A1級のレーサーになりたいです。最高の目標はSGレースに出場できるようになれればと思っています」