佐々木監督、リヨン大野に定位置奪取令
サッカー日本女子代表・なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が6日、年間最優秀監督の最終候補に残っているFIFAバロンドール(国際サッカー連盟年間表彰)に出席するため、成田空港からスイスに出発した際に取材に応じた。
フランス1部・リヨンに移籍したFW大野忍(28)に、佐々木監督がスタメン奪取を厳命した。「チームの競争はリヨンが激しい。レギュラーを獲らないと(代表に)呼ばないぞと言ったら、任せてくださいって言っていたよ」と、はっぱをかけたことを明かした。大野を通じて、練習スケジュールなどの情報が送られてくる予定。「リヨンとは連絡が取りやすい。客観的に見て、どのようなものか判断したい」と遠い海外にいても、しっかりと情報を集める予定だ。
一方で、英国のクラブやリーグの情報は不足しているようで、「イギリスとはラインを作る必要がある」とした。