ACL優勝奪回計画 人もお金も出す

 日本サッカー界が総力を挙げてアジアチャンピオンズリーグ(ACL、来月26日開幕)優勝奪回へ動き出した。日本サッカー協会とJリーグが16日、ACLクラブサポートプロジェクトの会合を開き、出場する広島、仙台、浦和、柏の4クラブへの金銭と人材の支援強化を発表した。

 今回初めて、日本協会からスタッフが派遣され、敵地の情報収集や試合のスカウティングを行うことになる。日本代表の強化を担当する技術委員会からも人材が派遣される予定だ。

 昨年はなかった1次リーグからの遠征費補助も行う。準々決勝以降は強化費も支給されるため、勝てば勝つほど“ご褒美”がクラブに入る仕組みだ。従来はACLに出場すると赤字になる例も少なくなかっただけに、浦和の橋本社長は「クラブとしてはありがたい」と声を弾ませていた。

 プロジェクトの会合では日本協会の大仁会長が「上位進出もままならず、誠に情けない状況」と厳しい言葉を並べ、Jリーグの大東チェアマンは「4クラブでベスト4を独占する強い意気込みで全力で戦って」と猛ゲキ。08年のG大阪以来の優勝を本気で取りにいく。

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