健太イズム浸透へ「練習試合から結果」
J2に降格したG大阪が21日、大阪府吹田市内のクラブハウスで新体制発表会見を行い、その後約2時間にわたり初練習を行った。今季から指揮を執る長谷川健太監督(47)は「すべての練習試合から結果を求めていく」と早くも“健太イズム”の浸透を図った。
最後にミニゲーム形式の練習を終えたころには、すでに日も暮れて照明には明かりがともっていた。長谷川監督は「きょうは全然きつくない」と平然と話したが、初日から“らしさ”が見られた始動だった。「元気がないのが気になった」という指揮官は「カラ元気でもいいから声を出して練習しよう」と選手に要求。「1年通してガンバは変わったという印象になれば」と狙いを語った。
関西での生活は初めてとなる。前日にはお好み焼きを食べたといい「食事も非常においしい」と、新しい環境にも慣れ始めたようだ。この日発表された今季のスローガンは『復活』。「最終日に笑って終われるシーズンにしたい」と長谷川監督。必ず1年でJ1に返り咲き、ガンバを復活に導くつもりだ。