乾が先制アシスト!宇佐美との対決制す
「ドイツリーグ、フランクフルト2‐1ホッフェンハイム」(26日、フランクフルト)
フランクフルトは、ホームでホッフェンハイムと対戦した。フランクフルトのMF乾貴士は前半35分に中央突破を試みた後、右へ浮き玉のパスでMFラニヒの先制ゴールをアシストした。
ホッフェンハイムにはMF宇佐美貴史が所属しており、乾とともに先発出場。日本選手の競演が続いたが、宇佐美は後半24分に退き、同26分には乾が途中交代した。試合は2‐1でフランクフルトが競り勝った。
乾貴士「勝ちきれてよかったです。(プレーは)全然。もっと仕掛けたい。交代も早かった。アシストよりもゴールを取りたいですね。かなり悔しかったです。交代の時は自分だと思ってなかった。監督の判断だから、仕方がないです。(宇佐美について、対戦は)2回目なんで、何とも思っていない。あいつにボールが集まれば、もっと(こちらは)困ったはず。ボールがいかないで助かった」。
宇佐美貴史「4個か5個いいの(チャンス)がありました。1つ決めて、ここから、というところでセットプレーから決められた。もったいなかった。(監督が代わった後だが)勝つまでやるだけだと思います。チームとしては勝つだけなので、目標はシンプル。あと一歩で勝ちを逃してしまうので、あとひと踏ん張りしないといけない」
(チーム戦術が守備を重視し、カウンターでの攻撃を軸にしていることについて)
「自分がこうしたい、というのを消しながら決まりごとを見極めないといけない。数少ない(得点のチャンスで)自分の良さを出すことに取り組んでいます。守備(のやり方は)理解できています。守備のブロックを作ってから、(相手のボールを)とって、素早く(攻める)というのをやっているんで。チームとして決めきれるようにしたいですね」。