レアルが行き過ぎ演出でTV局訴訟へ
サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードがバルセロナを中心とするカタルーニャ地方の公営テレビ局TV3を相手に名誉毀損の訴訟を起こす考えを決めた。9日のスペイン紙マルカが報じた。
同局がスポーツ番組でレアルの選手たちが反則前提でプレーしているとし、特にDFペペがバルサのFWメッシと対戦するシーンをまとめたところなどでは動物のハイエナが狩りをする様子と同時進行させたビデオを作成して放送したため。
最後はペペのアップ映像に鉄仮面を合成して“殺人鬼”を連想させる演出をしていた。同番組のディレクターは「我々の狙いはレアル・マドリードと対戦するごとにメッシが(反則を含めた)標的になっていることを伝えたかった」と説明した上で謝罪している。