浦和4発、ACL4年169日ぶり美酒
「アジアCL・1次リーグ、浦和4‐1ムアントン」(12日、埼玉)
各地で1次リーグ第2戦が行われ、F組の浦和はホームでムアントン(タイ)に4‐1で大勝し、今大会初勝利を挙げて1勝1敗の勝ち点3とした。浦和は前半、MF柏木陽介のボレーシュートで先制。後半にも今季加入したMF関口訓充(27)が2点目を決め、その後も加点した。E組で初出場の仙台は敵地で江蘇舜天(中国)と0‐0。初戦に続く引き分けで勝ち点2とした。
トップは厳しかった。浦和の勝利を見届けた日本協会の大仁邦弥会長は「そんなに復活した、という印象ではないですね」と祝福はしなかった。ACLでは08年9月24日の準々決勝以来、4年169日ぶりの勝利。初戦で広州恒大(中国)に0‐3で敗れたいやなムードをぬぐうにはいい結果だった。しかし、ペトロビッチ監督は「特別に良かった部分はなかった。イージーなミスが多かった。勝ち点を3ポイント取れたことはよしとしないといけない」と振り返った。