“言わザル”作戦でW杯切符獲得に集中

 勝てば5大会連続の本大会出場が決まるサッカーのブラジルW杯アジア最終予選・ヨルダン戦(26日、アンマン)へ向け、日本代表が18日、直前合宿地のカタール・ドーハに入った。

 原博実技術委員長は“言わザル作戦”でチームをW杯切符獲得に集中させる。日本と同じ26日にオーストラリア・シドニーでオーストラリア‐オマーン戦が行われるが、他会場の結果を選手の耳には入れさせない。原委員長は「目の前の試合に集中する。勝つことだけを考える。現場が集中しているので」と情報入手は基本的にスタッフだけにとどめる考えだ。

 オーストラリアとオマーンが引き分けた場合、日本はヨルダンと引き分けてもW杯出場が決まる。勝って自力で決める前提だが、イタリア人スタッフをシドニーに派遣して、次戦の相手・オーストラリアのスカウティングは行う。「ビデオで見られるけど、生で見たほうがいいので」。ヨルダン戦でW杯が決まらなかった場合に備えても抜かりはない。

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