1000号はマルシオリシャル“デス”
「J1、新潟0‐2浦和」(30日、東北電)
頼れる助っ人が浦和J1通算1000号の栄誉を手にした。後半ロスタイム、右サイドの関口からセンタリングをゴール正面で受けると、マルシオリシャルデスが冷静に右足で決めた。試合後は「それだけ重要な瞬間にこのチームにいられるのは誇りですし、光栄です」と胸を張った。
J1通算1000得点はJクラブ中7番目。今季、関口やFW興梠ら大型補強をした浦和の選手層にあって、実績十分のマルシオリシャルデスも開幕から4試合連続で途中出場となった。それでも「試合をしっかり見ることが大事」と気持ちを切らさず、戦況を見つめ結果を出した。
次戦4月6日の相手は磐田。その年のリーグ初得点を決めた相手がJ2降格する“前田のデスゴール”が話題だが、浦和にはマルシオリシャル“デス”ゴールがある。