森脇、誕生日完封でデスゴールに対抗

 “前田のデスゴール”には“森脇のバースデー完封”で対抗する。J1浦和のDF森脇良太(26)が4日、自身の誕生日に行われるJ1磐田戦(6日、埼玉)で、相手エースの前田封じを誓った。

 前田には、そのシーズンに初ゴールを奪った相手が6年連続でJ2に降格している“前田のデスゴール”なるジンクスがある。5節目まで日本代表の前田が得点できないまさかの展開に、森脇は「ついにきたなと。浦和の時もやらせないぞというのはあります」と鼻息を荒くした。

 ただ、前田のデスゴールは、実は浦和には効果が薄い。前田は05年シーズンの初ゴールを浦和戦で決めているが、その年の浦和は2位。年明けの天皇杯では優勝した。それを知った森脇から「じゃあ1点取られてから…」と、おきて破りのデスゴール誘発宣言も飛び出た。

 もちろんこれは冗談で、「どんな相手にも得点を奪われたくない。その日もしっかりゼロで抑えたい」と完封を宣言。過去、誕生日でのリーグ戦は広島時代、1‐1で引き分けた08年の岐阜戦だけ。2度目のチャンスで誕生日の勝利をつかみ取る。

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