マラガ指揮官、歴史的勝利かけ世界半周
サッカーの欧州チャンピオンズ・リーグ準々決勝(9日=日本時間10日)でドルトムント(ドイツ)と戦うマラガ(スペイン)が、これ以上ないモチベーションで試合に臨む。父親が亡くなったペジェグリーニ監督に勝利を捧げるためだ。
9日のスペイン紙マルカによると、訃報は6日にもたらされた。同監督はレアル・ソシエダードとのリーグ戦を終えた後、車でマドリードへ行き、そこから母国チリへ。父に別れを告げたのち今度は空路フランクフルトに飛び、再び車でドルトムントへ向かいチームと再合流している。
マラガのキャプテン格の一人であるDFヘスス・ガメスは「監督を支え、勝利を捧げたい」とコメント。アルゼンチン代表DFデミチェリスは「ドルトムントにとって簡単な試合だと思っている人がいるようだが、それは誤り」。下馬評を覆すと燃えている。