川崎・大久保、亡き父に捧げた2発

 「J1、川崎2‐1新潟」(25日、等々力)

 公式戦7戦無敗の5月反攻を、川崎のエースが締めた。FW大久保だ。後半9分、レナトのシュートを無人のゴールに押し込むと、1‐1の35分、MF中村のスルーパスを受け、左足で決勝点を流し込んだ。亡き父に捧げる2ゴールでもあった。

 2得点を挙げたC大阪戦の翌日(12日)に父・克博さん(享年61)を亡くしてから、公式戦出場3試合目で初得点。「喜んだあとに(父を)思い出した。試合前『早く取りたい』と思っていた。父を亡くして流れが変わったと思われるのはイヤだった」と、しみじみと振り返った。

 今季通算8得点の大久保はJ1通算97得点で、城彰二(元横浜FC)の95得点を抜き、歴代単独11位に浮上した。この日は、日本代表のザッケローニ監督が視察。「結果を出せば、見ていてくれる。やり続けたい」と話す30歳のストライカー。昨年2月以来の代表復帰に色気を見せた。

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