FC東京退団の李忠成、起用法に不満
6月末でJ1FC東京を退団する元日本代表のFW李忠成(27)が14日、最後の練習参加後に取材に応じ「のらりくらりと使われる感じだった。ここでプレーするよりも、違うチャレンジをした方がいいと思った」と話し、ポポビッチ監督の起用法に対する不満が決断の理由だと明かした。
李は出場機会を求めて開幕直前の2月にイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから期限付きでFC東京に加入したが、リーグ戦13試合で先発出場は4試合にとどまった。今後について「サウサンプトンの練習に参加しながら(移籍)チームを探すのか、残るのか考えたい」と話した。完全移籍での獲得を望んだクラブの意向を断った李は「力不足もある。監督とは話をして、お互い歩み寄ろうと努力した」と説明した。