那須Vヘッド 浦和次節にも首位奪取!

 「J1、甲府0-1浦和」(6日、国立)

 大人の試合運びで浦和が2位を死守した。甲府のDF4人と中盤の4人が守りを固める戦法に手を焼いたが、後半38分、左サイドのMF梅崎が上げたクロスにDF那須が頭で飛び込んで先制。そのまま逃げ切って貴重な勝ち点3を手にした。

 セットプレーでもないのに、なぜか最前線にいた那須は「相手が引いていたので、流れの中で思い切りゴールに入っていければと思っていた」と、狙い通りの攻撃参加にしてやったり。日本代表でも人材難なセンターバックのポジションで好調を維持している。

 チームも順調に勝ち点を積み上げており、次節10日のFC東京戦に勝てば10年4月18日以来となる首位奪取の可能性もある。連敗があった4月には、得点できない時間が続くと焦って攻めてカウンターを食らう弱点があったが、この試合では細かくパスをつなぐ浦和のサッカーを貫いた。

 那須は「モリ(森脇)とか槙野とかからも『我慢、我慢』と声が飛び交っていた。そういう声は大事」と振り返った。06年以来となるリーグ優勝を辛抱強く狙う。

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