宇佐美、復帰後初実戦1得点1アシスト
「練習試合、G大阪7‐3明大」(8日、万博練習場第2グラウンド)
J2・G大阪は8日、大阪府吹田市の万博練習場で明大と練習試合(45分×2)を行い、7‐3で大勝した。先発出場したMF宇佐美貴史(21)が復帰後初実戦で1得点1アシストを刻んだ。FWとしてプレーした前半、FW川西が倒されて得たPKを落ち着いて決めると、2列目の左サイドに入った後半には、同じく初実戦となった新加入のFWロチャのゴールをアシスト。前線と中盤という異なるポジションで存在感を発揮した。
昨季在籍したドイツ1部ホッフェンハイムでは、3月16日のリーグ戦を最後に出番を失っていた。午後1時開始、気温34度の猛暑の中で久々の実戦。63分間のプレーを振り返り「感覚を確かめつつだったがいい60分だった」と収穫を口にした。
長谷川監督は「体も動けているし、20日は十分出られる状態」とし、神戸戦(万博)での起用に太鼓判を押した。
FWレアンドロが退団し、MF倉田も左膝負傷で長期離脱を余儀なくされた。7日の千葉戦でチームは無得点に終わり、10試合ぶりの黒星を喫した。「点取り屋がいなくなったのでそこを担いたい」と宇佐美。万博のピッチに立つ日が待ち切れない。