8・14ウルグアイ戦は海外組フル参戦!
日本サッカー協会の原強化担当技術委員長は29日、8月14日のウルグアイ戦には海外組のフル参戦を明言した。国際Aマッチデーのため、所属クラブに遠慮せず、強制的に選手を招集できる。ヨーロッパで各国リーグの開幕時期と重なるが、「それを考慮すると、プレミアが始まったから(呼べない)とかとなる。呼ばないと不安に思う選手もいる」と説明した。
ウルグアイ戦には、ACミランへの移籍が取りざたされるMF本田圭佑(CSKAモスクワ)も、「チームが変わろうが、変わるまいが(呼ぶ)」と“絶対必要”の見解を示した。
東アジア杯を振り返った原委員長は、「今回、良かった選手は何人か入ると思う。海外組に何かあった時に、代われることがはっきりした」と総括した。優勝の原動力になった柿谷は現時点で、FW前田遼一(磐田)のバックアップ役が有力。代表定着への道筋は見えてきたが、さらに厳しい競争が待ち構えている。成り上がりへの過程は、まだまだ険しい。