スペインで八百長疑惑 1部でも3試合
スペインプロサッカー機構(LFP)のハビエル・テバス会長が5日、会見を開き、故意に相手チームに勝たせるなどの八百長の疑惑がある試合がスペイン1部で3つ、2部で6つあるとした。検察当局が具体的な調査を進めている。6日のスペイン各紙が報じた。
あくまで、実証の可能性がある対象を明らかにしたもの。テバス会長は「調査に支障が出るため具体例は明かさないが、嫌疑は複数ある。不可解な経過がある試合はすべて調べる」とした。
5日には、同2部ジローナの会長、前所属選手もこの件でメディアに対して発言。昨シーズン、対戦を前に2部Bに降格が決まっていたシェレスの選手が12万ユーロ(約1600万円)で負けるよう試合を操作するように持ちかけられたと明かした。