広島、首位に返り咲きも選手に笑顔なし
「J1、大分1-1広島」(24日、大銀ド)
広島は1週間で首位に返り咲いたが、ピッチを去るイレブンに笑顔は見られなかった。最下位に沈む大分に追い付かれてドロー。前節の名古屋戦で後半ロスタイムに失点して引き分けたこともあり、GK西川は「勝ちきれなかった悔しさの方が大きい」と唇をかんだ。
首位転落後、森保監督は落胆を引きずらないよう「(前節の)引き分けは勝ち点1をとったとポジティブに捉えていい」と鼓舞したが、8月は1勝2分け1敗。持ち前の攻撃的パスサッカーに鋭さが感じられず、今後の戦いに不安を残した。