J1、2ステージ制復活 10億円増収へ
Jリーグは11日、都内でJ1、J2合同実行委員会を開き、2015年シーズンからJ1を2ステージ制にし、ポストシーズンとして「スーパーステージ(仮)」と「チャンピオンシップ(仮)」を設置するとまとめた。17日の理事会で決定する。J1は93年から04年まで(96年以外)2ステージ制で、11年ぶりの導入となる。Jリーグは今回の改革で10億円以上の増収を見込んでいる。
リーグ戦を前期と後期に分け、各ステージ上位2位までの合計4チームでスーパーステージを行う。1回戦、スーパーステージの決勝ともに1試合で上位進出チームを決める。スーパーステージの勝利クラブと年間勝ち点1位がチャンピオンシップを1試合で行い、年間優勝を決める。
各ステージの優勝や2位と年間勝ち点1位が同一の時は、年間勝ち点の2位、3位といった上位クラブをスーパーステージに出場させる案が出ており協議中だ。複雑なルール変更になるが、大東チェアマンは「リーグの価値を高めるための決定」と胸を張った。
10億円以上の増収の根拠は、新設する大会の冠スポンサーやテレビ放映権料を軸にするとした。