浦和MF山田暢、通算500試合へ気合
J1浦和の元日本代表DF山田暢久(38)が1日、節目の500試合出場がかかる大宮との「さいたまダービー」(5日、埼玉)を控え、優勝への決意を新たにした。楢崎正剛(名古屋)、伊東輝悦(甲府)に次ぐ史上3人目で、同一クラブとしては初となる大記録を前に「もう1回ぐらい優勝を味わいたいと思いますけどね。ここにいるメンバーでやりたいなって」としみじみと語った。
94年に藤枝東高から「弱くてすぐ試合に出られそうだから」と浦和に加入。以後、FW、トップ下、右サイド、ボランチ、センターバックとポジションを変えながら浦和一筋で戦ってきた。
今季出場は8試合だが、ここ3試合は先発しており優勝争いの正念場で力を必要とされている。大ベテランは「1試合1試合、どの試合も大切にしているんで。出ないかもしれないしね」と屈託なく笑い、大宮戦に備えた。