原技術委員長、欧州組サバイバル宣言
日本サッカー協会は3日、欧州遠征のセルビア戦(11日、ノヴィサド)とベラルーシ戦(15日、ジョジナ)に臨む日本代表23人を発表した。
当落線上の海外組にはサバイバル遠征になる。原博実技術委員長は「9月は国内組を多めにした。今回は逆」と海外組を試す場と位置づけた。ドリブルが得意な乾には“ハマのメッシ”と呼ばれる斎藤、1トップのハーフナーには柿谷がライバル関係になる。
乾について原委員長は「試合に出ることが増えてきて、もう一度、ヨーロッパ(での代表戦)でやってみようということで入れたと思う」。ハーフナーについては豊田(鳥栖)、大迫(鹿島)も含め「競争させていくと思う」とした。11月にオランダなどと対戦する遠征を「(ベストメンバーの)流れになる」と今年の集大成にする考えだ。
欧州視察中のザッケローニ監督は報道陣の質問に文章で回答。J1得点ランクトップの大久保(川崎)不選出の理由を「本大会直前でも必要ならすぐになじめる」と説明した。