浦和7年ぶりホームで大宮撃破

 「J1、浦和4-0大宮」(埼玉)

 3位浦和がダービーマッチを4‐0で制し、10年10月2日以来、6戦ぶりに大宮から勝ち星を挙げた。ホームで大宮に勝つのは06年以来、7年ぶり。横浜Mは甲府と0‐0で引き分けて首位から陥落し、清水に3‐1で逆転勝ちした広島が得失点差で上回り、首位に浮上した。最下位の大分はC大阪に0‐2で敗れて16位以下が決定し、J2降格が決まった。

 ため込んだうっぷんをゴールラッシュで晴らした。試合を決めたのはMF原口だった。1‐0で迎えた後半27分、抜け出した左MF宇賀神からのゴロのパスをゴール前で流し込んだ。前半9分に大宮DFニールが退場。PKでの先制後、1人多い状況ながら追加点を奪えない悪いムードを吹き飛ばした。

 原口はさいたまダービーで通算3得点を挙げ、チームではワシントン、永井雄一郎と並ぶ首位。ダービー男は「いいボールを出してくれたから」と宇賀神を立てつつ、「内容も結果も伴うことが自信になる」と胸を張った。

 甲府、湘南と降格争い中の2クラブに引き分け、イレブンはさいたま市内の中華料理店で決起集会を敢行した。直近の3試合で完封がなく守備が課題だったが、1週間を通じて「引いたって守れないんだから前に出よう」と、攻撃サッカーを貫くことを確認した。

 開き直りが功を奏したのか興梠、関口も続いて4‐0と快勝し、大きな勝ち点3を得た。原口は「ここからは気持ちの部分が大きくなる」と、激しくなる優勝戦線を意識した。

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