浦和が決勝へ!アウェーゴール数上回る
「ナビスコ杯・準決勝第2戦、浦和1‐0川崎」(12日、浦和)
第1戦に2‐3で敗れた浦和がホームで川崎を1‐0で下して2戦合計3‐3とし、アウェーゴール数で上回って決勝(11月2日・国立競技場)に進んだ。FW興梠が後半35分に決勝ゴールを挙げた。浦和の決勝進出は2年ぶり5度目。第1戦を4‐0で制した柏はアウェーで横浜Mに0‐2で敗れたが、2戦合計4‐2で勝ち上がった。柏は優勝した1999年以来、14年ぶりの決勝進出となった。
攻め抜いて決勝への道を切り開いた。90分間で放ったシュートは18本。後半35分、途中出場のMF関口からの鋭いクロスを興梠が右足で合わせた。ナビスコ杯で4戦5発の絶好調男は「いいボールがきたので合わせるだけだった」と笑顔を見せた。決勝の相手は5月のリーグ戦で国立を舞台に6‐2と大勝した柏。興梠は「同じ試合にはならないし、忘れた方がいい。でも、ここまできたら優勝しかない」と力強く語った。