浦和・原口、自己最多10ゴール!
「J1、鹿島1-2浦和」(19日、カシマ)
浦和のMF原口が持ち味のドリブルで鹿島を粉砕した。1‐0の後半26分、MF鈴木から中盤で受けるとぐんぐん持ち上がる。「ニアとファー、両方にコースが空いた」。ここと見るや約20メートルのミドルをニアサイドに突き刺した。
日本代表のザッケローニ監督が視察した試合で価値ある一撃。これまでは11年の9得点が自身最多で、最低限の目標としていた10点目を達成し、「殻を破れたじゃないけど、大事なゴールを取れた」と笑顔を見せた。
停滞気味の代表に刺激を与えたいところだが、「代表に入るにはもっとやらないと」と向上心を燃やす。次節はDF森脇、FW興梠が累積警告で出場停止。MF柏木は腰痛で交代と不安が残る中、浦和の若大将が躍動する。