浦和ペトロ監督“W験担ぎ”何でもやる
J1浦和のペトロビッチ監督(56)が“ダブル験担ぎ”で非常事態を乗り切る。
5日の大宮戦で胸に赤いバラを一輪挿すようにしてから、ジャージーで指揮した16日の天皇杯・山形戦以外の公式戦を3連勝。当初はダービーマッチを彩ることが理由だったが、いい流れのため続けるようにした。27日の柏戦(埼玉)へも「するでしょう」と宣言した。
練習でも験を担いだ。24、25日に「いい練習ができた」として、この日はボール回しのみで紅白戦を行わなかった。「もしも今日できなかったらイメージが崩れてしまう」と流れを重視した。
赤いバラの花言葉の一つに「情熱」がある。MFマルシオリシャルデス、MF柏木が故障を抱え、DF森脇、FW興梠が出場停止という危機的状況に、情熱を胸に立ち向かう。