梅崎愛娘に“ゆりかごダンス”捧げる
「J1、仙台‐浦和」(10日、宮城ス)
浦和のMF梅崎司(26)が9日、愛娘に勝利を贈ることを誓った。
モデルで妻の川上璃子が1日に第1子となる長女を出産したばかり。サッカー界で一般的な、赤ん坊をあやすゴールパフォーマンス“ゆりかごダンス”の披露にも「できればいいですね」と乗り気だった。
前半戦で主力だった梅崎は、7月31日の磐田戦で右眼窩底を骨折した。8月に手術を受けて戦線復帰後は、リーグ戦での先発がない。だがチームは、仙台戦で出場停止のボランチ・鈴木の代役に、トップ下の柏木を起用する方針。梅崎がトップ下として先発することが濃厚になった。
ナビスコ杯の決勝でも出場がなく「ここ何試合かチームに貢献できてなかったので」と気合十分。母子ともに退院しており、「早く家に帰りたい」と断腸の思いで敵地へ遠征する。「以前はカウンターでやられた。我慢して勝ち点3を取りたい」と白星を愛する家族への土産にする。