恩師・星稜の河崎監督が本田にカ~ツ
第92回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕、国立ほか)の組み合わせ抽選が18日、都内で行われた。日本代表MF本田圭佑(27)の母校で、前回4強の星稜(石川)は初戦の2回戦で一条(奈良)との対戦が決まった。前回準優勝の京都橘は藤枝東(静岡)と2回戦でぶつかる。開幕戦は国学院久我山(東京B)‐熊本国府。選手宣誓は神戸弘陵(兵庫)の湯川彗太(けいた)主将が務める。
遠くベルギーへ、恩師のカツが飛んだ。ベルギー代表について、本田が17日に「評価だけ高くて歴史のある国ではない」と評したことについて、星稜の河崎監督は「お前(本田)たちが一番、大したことないだろう」と突っ込みを入れた。
16日のオランダ戦では同点弾を決めたものの、「もうちょっと活躍せな、あかん!!」と、さらに上を目指すことも求めた。
選手権では本田を擁した9大会前と、前回大会の2度、PK戦の末、準決勝で敗れている。「PKは練習しとるんやけどなあ…」とぼやく河崎監督だったが、狙うは“本田超え”の決勝進出、そして優勝だ。寺村主将は「ゴールを決めて、チームを勝たせる」と強気に誓った。