カズ、アシスト締め 11位には反省

 「横浜FC4-1水戸」(24日、ニッパ球)

 徳島、千葉、長崎が6位以内を確定させ、3位京都とともにJ1昇格の1枠を争うプレーオフ出場を決めた。徳島は長崎を下して4位。千葉は試合終了間際のゴールで鳥取と2‐2で引き分け、5位に食い込んだ。長崎が6位。横浜FCはFW三浦知良(46)が先制点をアシストし、水戸に4‐1で快勝した。12月1日のプレーオフ準決勝は京都‐長崎、徳島‐千葉の顔合わせ。決勝は8日、東京・国立競技場で行われる。

 カズがアシストで2013年を締めくくった。前半32分、右45度の位置でボールを持つと、右前方のDF武岡にパス。先制点をアシストした。

 試合は4‐1で勝利。後半10分で退き、今季は18試合2得点、総出場時間は昨年より448分長い824分だった。

 チームは11位に終わり、「優勝と昇格を目標にしていたけど、ほど遠い成績になった。もっと上にいっていいメンバーが集まっている」と、山口監督3季目となる来季の巻き返しを誓った。

 来年は「夢」と公言するW杯がある。日本時間12月7日未明に組み合わせ抽選会が行われるが、当日の予定を尋ねられると「そんな先のことは分からないよ」と困惑。名優ハンフリー・ボガードばりに決めて、試合会場を後にした。

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