横浜M・俊輔“爆弾”抱えても先発確実
9年ぶりの優勝まであと1勝と迫った横浜Mが26日、横浜市のマリノスタウンで練習を再開した。胆のう炎という“爆弾”を抱えるMF中村俊輔(35)もフルに練習をこなし、優勝を懸けた次節もスタメン出場が確実だ。
前節の磐田戦後「ここが少し痛い」と訴えるなど胆のう炎の再発を心配された俊輔だが翌日には痛みもなく24日の練習にも顔を出した。さらにこの日はフルにメニューをこなし「いつも通りやるだけ」と不安を一蹴した。
しかし、食事制限は続いており、「油ものやコレステロールの多いものはダメ。ハンバーガーなんか一発かな。腹いっぱい食べると胆汁がいっぱい出るから、まだ腹六分目くらいしか食べていない」と今季終了まで再発を防止するために細心の注意を払っている。
「いつも通り」は俊輔だけではなく、DF中沢も「週末に優勝が決まるから、今慌てて何かやるようでは終わり。これまで積み上げてきたことをやるだけ」と平静そのもの。ベテラン軍団は何が起ころうと泰然自若だ。