浦和、大敗で終戦…6年連続の無冠

 「J1、鳥栖4‐1浦和」(30日、ベアスタ)

 浦和の7年ぶりの優勝があえなく消えた。前半15分にCKから相手のMF早坂に頭で押し込まれて先制されると、FW豊田にハットトリックを許して1‐4の大敗。ナビスコ杯、天皇杯との3冠を狙ってきたが、終わってみれば6年連続の無冠となった。

 今季の勝負弱さを象徴する試合だった。首位の横浜Mが負けたにもかかわらず、最後の最後までおつきあい。開幕から一度も5位以下に順位を落としていないが、後半戦だけで8試合もあった首位に立つチャンスを、すべて逃してきた。

 最終節のC大阪戦に勝てば、3位以内に与えられるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を自力で獲得できるが、選手の表情は暗い。今季加入のFW興梠は「(最終戦でACL出場を決めた去年と)今年も全く変わってない。この補強が正解か悩む」と自分を責めた。

 浦和はすでに来季に向けて、日本代表GK西川周作(広島)の獲得に乗り出している。Jリーグ関係者によると、来季の浦和加入は決定的で、広島の全日程終了後に正式な手続きを進める。

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