バロテリ皮肉「この国には正義がない」

 1日のセリエAカターニア戦の後半に、カターニアDFニコラス・スポッリからの黒人蔑視発言を受け怒りをあらわにしていたACミランFWマリオ・バロテリが3日、ツイッターに「アハハハ、この国には正義ってものがないようだね (スポッリにとっては)ラッキーだったな」と書き込み、試合出場停止処分などのペナルティーが科されなかったことを皮肉った。

 4日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、バロテリは「みんな俺を裁こうとするが、誰も俺のことをわかっちゃいない。自分が外交的じゃないと知っている。衝動的だし」と自己分析した。そして「俺が子供たちのヒーローだって?そうは思わない。これまでの人生でいくつも過ちを犯しているし、俺のような間違いをしないでほしいと思っている」と振り返った。また過去の指導者について「マンチーニは父親のような存在だった。モウリーニョはモチベーションを与えてくれた偉大な人物」とコメントした。

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