INAC神戸が決勝進出 南米強豪撃破

 「国際女子クラブ選手権、INAC神戸3-0コロコロ」(4日、鴨池)

 準決勝を行い、昨年準優勝でなでしこリーグ覇者のINAC神戸と、チェルシー(イングランド)が8日の決勝(東京・味の素フィールド西が丘)に進出した。INAC神戸はFW川澄奈穂美(28)らの得点でコロコロ(チリ)に3‐0で快勝した。チェルシーはFW大儀見優季(26)が3点目を決めるなどしてシドニー(オーストラリア)を3‐2で振り切った。

 INAC神戸が南米の強豪を一蹴し、昨年惜敗した決勝に勝ち上がった。先月に右足首を痛めたMF澤をベンチに温存しても、相手の倍以上の18本のシュートを放った。カップ戦、リーグ戦に続く今季3冠目を視界に捉えたMF川澄は決勝へ「(大儀見は)味方としては心強いが、相手になったら手ごわい選手。意地のぶつかり合いになる」と胸躍らせた。

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