讃岐がJ2初昇格 10人で猛攻耐えた
「J2・JFL入れ替え戦・第2戦、鳥取0-1讃岐」(8日、とりスタ)
JFL2位の讃岐がJ2最下位の鳥取を1‐0で破り、ホーム・アンド・アウェー方式の2戦合計2‐1として初のJ2昇格を決めた。鳥取は来季発足するJ3に入る。
讃岐は前半20分、FW高橋の2試合連続ゴールで先制。後半9分にDF藤田を退場で失ったが、体を張った守備でしのぎ切った。
アウェーの重圧が包む中、讃岐のエースFW高橋がまたも躍動した。帝京高の1年先輩FW木島がPK失敗した直後、MF山本の左クロスに「頭で突っ込んだ」ボールはゴール右隅へ吸い込まれた。
後半は猛攻に耐え、試合終了の笛が鳴るとピッチには歓喜の輪があふれた。「試合後に『お前らすげえな!』とほめました」。冷静な北野監督をも感動させた180分間。讃岐は来季、新たな舞台で腰の入ったサッカーを見せる。