浦和・西川、代表正GK川島さん抜く
J1浦和は14日、埼玉スタジアムで新加入選手の会見を開いた。広島から移籍した日本代表GK西川周作(27)は、W杯ブラジル大会で先発出場するために移籍を決めたと明かした。
昨年のリーグ戦終了後から浦和と交渉を始めた。広島での3連覇、アジア・チャンピオンズリーグでの活躍という目標もあったが、新天地での活躍がW杯出場の可能性を広げると考えたという。
代表の正GK、川島永嗣(スタンダール)に勝つためか?との問いには「そうですね。新しいところでも結果が出るかトライしたい」と明言。「(W杯で)ベンチでなくピッチに出るために、何かを犠牲にしないといけないな、と思い移籍を決めた」と、定位置奪取を強く意識した。
一時は海外移籍も考えたというが、「Jで結果を残し続けることが最大限できること」とした。昨季6位に終わり、6番目に多い56失点という浦和の守備を立て直せば、ザッケローニ監督へのインパクトは十分。浦和を救い、自分を磨く。